アバター2の感想(ネタバレ有)

12月16日に公開されたアバター:ウェイ・オブ・ウォーターを日本有数のIMAXフル規格のシアター、グラシネ池袋で体感してきた。
前作もリバイバル上映でしっかりとIMAX3Dをキメ、万歳の体勢。

 





ジェームズ・キャメロン、おまえちゃんとアバター1見たか??

 

何ですかこれは。

前作は13年前の作品とは思えない映像と、異世界転生なろう系の金字塔で、ああこれは当時社会現象にもなる訳だと感銘を受けたが今作は一体何故こんな事に。

 

以下本編の内容に触れる感想(悪口)です。
アバターが大好きで2も最高に面白かった!と思っていて、否定的感想に癇癪を起こしてしまう方は血圧が爆上がりすると思うので医者に相談してください。
特に読む必要がない他者の感想です。


批判的な事を長々書いていますが、同時にアバター2は絶対に映画館で、IMAXで体感してほしいとも思っています。
都内なら池袋のグランドシネマサンシャインかTOHOシネマズ新宿がおすすめです。
絶対に見てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【良くなかった点】

・前作の設定無視とそれによる世界観のブレ
・ジェイクの毒親っぷりと家族観
バチバチの家父長制度
・クオリッチ大佐がクオリッチ大佐じゃない
・日本の捕鯨への蔑み
・盛り上がりが無くただ長い
・映像の違和感


【良かった点】
・映像が綺麗

 

 

 

■良くなかった点■


●前作の設定無視とそれによる世界観のブレ

 

元々続編の構想も予定も無く制作した作品の続編を作ろとなればある程度ご都合主義なストーリーなのは仕方がないが、もっとやりようあったのではないか。
1作目では人間が資源を求めて侵略しようとした美しい星パンドラに魅せられ、主人公ジェイク(退役軍人)が人類を裏切り人間を捨ててナビィ(アバター人)になり、部族長の娘ネイティリと結婚する。

人類を裏切り人間を捨ててアバター側につき、パンドラの森と部族を守る為アバター達と共に戦い沢山の人間を殺した。

 

その森と部族をアッサリと見捨てる。

掌クルクルで最早手がドリルである。


今作は地球の寿命が尽きる前に、人類の新天地としてパンドラを乗っ取る計画だ。
人間が再びパンドラを侵略しにくるが、前回ジェイクが人間を裏切りぶっ潰した為狙われている。
自分が村にいれば部族全体が危険だからと家族と一緒に村を出て、海の部族に入る。

 

は????

 

自分が狙われて危険だからと森の部族を捨てたのに、海の部族に「俺ら一家海の仲間に入れて〜〜!」と頼みに行く謎行動。
案の定海の民が人間に攻撃され、ジェイク厄介一家は海の民へ多大なる迷惑をかける。
そんなの当たり前体操すぎてCOWCOWが三日三晩踊り狂うレベル。

 

そして森の民はジェイク一家が村を出てから一切出てこない。
主戦力だった部族長ジェイクとメチャ強ネイティリが抜ければ全滅している可能性が高い。
1作目であれだけの人間を殺して守った森と、森に住む仲間を気にする素振りも見せないとはお前人の心とか無いんか?

 

人間との戦いでなんやかんやあってジェイク家の長男が命を落とす。

その時も生まれ育った森では無く、せいぜい数ヶ月暮らしただけの海へ埋葬し、
海の部族長が「お前の息子は今や我々海の先祖と共にある」と告げ、海の民としての正式認可が降りた感じを出す。

 

 


っえーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?

 


そこは生まれ育った森へ戻って埋葬せんのかーーーーーーーーーーーーーい!!?!?!?!?!???!?!??

 

森の仲間とあのデッケェ木囲んで、

 

この木なんの木気になる木ィ〜〜♪♪♪

 

の儀式せぇ!!!!!!!!!!

 


仕事で望まぬ地方転勤をさせられ事故に遭い、数ヶ月居ただけの地に勝手に墓作って埋められたら嫌過ぎる。
近隣住人に

 

「ここがお前の地元、故郷やで…ニチャ^^」

 

されたらキッッッッッッッッッッツ!!!!!

 

頼むどうか地元に帰してくれ……私が地元最強‼︎なヤンキーだったら映画館破壊しているところだった危なかった。

 


しかもジェイクは「明日ここを起つよ」と、海の部族を出ようとする。
森と部族を捨て、狙われている身で海の民に擦り寄り、案の定海の村が攻撃され、戦いに巻き込み多大なる被害を出すだけ出し、

 

とりま狙ってくる奴らやっつけたからほな!^^

 

と??

 

おい頼むからその両手のドリルを閉まってくれ…。

 

 

これは元も子もないが、森を出ずに自分の部族と一緒に戦うべきだったと思う。
1作目にはない新たな映像美として、海を題材にしたかったが故のストーリーだろうが、ジェイク達がただひたすら厄介一家としての印象が強い。
アバターは現在4作目まで制作が決定しているそうで、今後はまた違う場所・違う部族が出てくるのではと言われている。
ウルルン滞在記じゃねぇんだぞ。(10代のキッズはお父さんお母さんに聞いてください)


そんな感じでとにかく1作目の信念と情熱が無下にされている。
これも一部でまだまだこんなもんじゃない。

 

 

 


●ジェイクの毒親っぷりと家族観

 

今作はジェイクとネイティリの間に4人の子供がいる。

 

【長男:ネテヤム】とても優秀・いつも弟に手を焼いている・戦闘中に死ぬ

【長女:キリ】養女・自然を愛する変わり者でエイワと交信できる・てんかん持ち

【次男:ロアク】言う事聞かんトラブルメイカーで優秀な兄に対しての劣等感が常にある

【次女:トゥク】お転婆で無邪気で可愛い(最後にキリから妹という言葉が出てくるまで劇中ずっと男の子だと思ってた)

 

 

口では家族家族と言いつつ全く子供と向き合っていない。

まず息子2人には父親である自分のことを""Sir""と呼ばせている。
トップガンですら訓練生達が上官のマーヴェリックに対して「Old men(オッサン)」呼ばわりしているのに息子にSirときたもんだ。

 

ネテヤムは父ジェイクに対してまるで上官に接するかの如くである。
人間との戦いは命の危険があるので厳しくなるのも分かるがそれでも目に余るほどの厳しさで、これにはあの戦闘心が強いネイティリでさえ「軍隊じゃない、息子なのよ」と苦言を呈する。

 

次男のロアクは父に認められようと無茶をしては問題を起こし、監督不足として兄のネテヤムもケチョンケチョンに叱られる。
優秀な兄と父に認められない自分、不出来な自分は愛されていないという考えが常に心の中にあり、その劣等感により更なるトラブルを起こす悪循環。


原因は父ジェイクであるにも関わらず、「サリー家は常に一緒でなければ!」と家族家族!とゴリ押し状態。
ジェイクお前クレしんの映画でも見たんか?野原一家ファイヤー‼︎したいのは分かるがその船お前しか乗ってねぇよ。

 


キリは1作目で命を落としたグレイス博士の娘だ。

 

え?あのナヴィを研究し森の民と仲良くしてた博士だよね?
命を救おうとエイワの木に、命救ってちょうだぁ〜い!(ピアノ売ってちょうだ〜い♪)したけどダメで死んだはずでは!?

と妊娠以前に誰もが思うだろう。


グレイス博士のアバター体は研究室で保存していた所、何故か身籠もってそのままキリが生まれ、ジェイク達が養子として迎える。

 

もうなんでもありッ!!!!!!!!!!

 

キリはパンドラの自然を愛するがあまりにエイワの声が聞こえると言うなかなかのキマリっぷり。
エイワと交信しては、てんかん発作を起こす激スピ体質。
発作を起こせばそりゃジェイク達は心配するが、そもそも何故キリがそんな体質なのか・どう対策すればいいか、などの根本に向き合うシーンがない。

エイワと森を愛し、エイワと森に愛されたキリ、そんなキリの意見や気持ちを聞かず、話し合う事もなく海への引っ越し。
『家族を想ってやった事』としても子供が尊重されていないのは辛い。

 

そしてキリはおそらくエイワとグレイス博士の子供。(聖母マリアと同じく処女懐胎的なやつ?今後のキーになりそう)

 

そもそも1作目でジェイクの家族背景の描写がほぼなかった。
あるのはエリートでナヴィの体を使ったパンドラ計画に参加予定だった兄が死んで、兄の代打をするに至った事ぐらいだ。
任務で訪れた星で潜入先に惚れ込み、人類を裏切ったジェイクで家族愛を観せようとするのはやはり無理がある。

 

 

 

バチバチの家父長制度

 

生き物界でオスがそのチームを率いるボスというのは多いが、ナビィ族で令和にここまでゴリゴリの昭和を描けるのもう逆にカッケェよ。

 

ジェイクがアバター人になるきっかけになった嫁ネイティリが今回ほぼ空気である。
ネイティリは「この森とこの村が我が家だ!」と森を出るのにも猛反対したが、先住民であるネイティリの意見は却下され結局は森に来てせいぜい数年のジェイクの言われるがままになってしまう。

 

戦闘力の高さからジェイクに頼りにされるが、基本亭主関白なジェイクの言いなり状態なのは見ていて心配になる。
先祖代々この森で生まれ育ち、前作でも森とエイワの木と運命を共にすると、死さえ厭わない覚悟だったあのネイティリは何処へ行ってしまんだ…。
まるで純粋だった子が歌舞伎町に染まっちまったみてぇだよ……ネイティリ、そのドリルになりかけた手をしまってくれないか?頼むよ、まだ間に合うから…

 

それと、

 

妊婦を!!!!!戦場に!!!!!

行かすな!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 


これは昭和世代だろうと令和だろうと家父長だろうと、満場一致で同意だろう。
いくら戦闘民族でも妊婦は戦場に行くべからず、当たり前体操。
海の部族長の嫁が妊婦であるにも関わらず、人間との戦いに自分も行くと言い出す。
部族長も一度は咎めるものの、即OKする。

いや全力で止めろや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


これは女性の意志を尊重したとかじゃないだろ。
例え男性だろうとその身に子供を宿していたら戦場に行かすな。
部族長として民達を、旦那として妻を、親として子供を、守れや!!!!!!!!!!


妊婦に武器を握らせ戦場へ行かすなんてあの野蛮なスカイピープル(パンドラを侵略する人間)でもせんわ。

 

 


●クオリッチ大佐がクオリッチ大佐じゃない

 

・大佐が綾波レイ
・謎の息子登場

 

前作でも高い人気を誇るクオリッチ大佐、前作で完全に死んでいたのにどうやって登場させるのだろうと思ったらまさかのクローンで登場。
生前遺伝子データーと記憶を保存しており、そのデーターを元にナビィ体(アバター)を作り記憶を入れる、これで肉体も精神も強靭な最強戦士の出来上がりって訳☆⭐︎


納得できるかボケ。
綾波レイ方式をアバターですな。

 

そもそも遺伝子データーと記憶を引き継いでいるくせにあの甘さと生っちょろさ、本当に戦士か?
大佐は自分の命を投げ打ってでも敵を抹殺するという任務を全うしようとした海兵隊員の中の海兵隊員だ。
NCISのギブスは海兵隊員に引退はない、死ぬまで海兵隊員だ」と言っているが、大佐の場合は「海兵隊員は死んでも死なない」と言っている。
このセリフはまさに目的の為ならどんな手段も厭わない、あのクオリッチ大佐だ。

ただそのクオリッチ大佐の意志は虚しくもナビィ体には引き継がれた様子がない。
海軍大将が行う拷問を止め、追い詰められても人質を1人も殺さず、挙げ句の果てには他人の子供の為にジェイク抹殺という目的を目前で諦める。

 

大佐はそんな事しない。(飛影はそんな事言わない)

 

いくらクローンで別人だとしても、あまりにも違い過ぎる。
アバターを見に来てまさか「こんなの綾波じゃないよ!!」と駄々を捏ねる碇シンジに共感するとは思わなかった、こんなのクオリッチ大佐じゃないよ!大佐を返せ!!!


今作大佐以上もしくは大佐並みの好敵手を作れなかったのが痛い、そのせいで1作目の大佐が踏み躙られている。
キャラクター作りをサボるな、果敢に挑め。

 

 

大佐に息子がいるのはキリ以上に意味不明。
しかも母親は一切出てこない上に触れられもしない。

 

大佐の息子のスパイダーはパンドラに残った人間(アバター寄り)の研究施設で生まれ育った。
1作目でナビィとの戦いに敗れた後人間が続々と地球に戻るが、スパイダーは生まれた後も幼子に長距離宇宙旅は危険と判断され、そのまま施設で育てられる。
ジェイクの4人の子供達といつも一緒におり、スパイダーも含めた5人兄妹のような状態だ。

 

大佐はそんな事しない。

 

状況的に大佐がパンドラ赴任中に誰かに手を出した事になる。
あの大佐が任務中にそんな事するだろうか。
人類の未来がかかった大きな任務、生死がかかったあの戦いの中、ナビィ及び裏切ったジェイクを殺しエイワを奪う事しか頭になかった大佐、安易に研究所の女性に手を出すとは思えない。

 

スパイダーは『自分の父親は以前の大戦でパンドラを侵略しようとしナビィ族を沢山殺した男』という事実を胸の奥に抱えているが、母親を気にするそぶりは1mmもない。

 

生まれた時に居たはずの母親の存在が一っっっ切合切排除されている。
家族愛を描いたはずの本作、母親の存在が消されている。
母親が死別していたとしても、施設でスパイダーを育てていたはずの人物(保護者)も全く出てこない。

 

ネイティリのアイデンティティを薄め、妊婦を戦場に送り、『やっぱり母は強し☆』をやっておいて、もう一方では母親の存在はなかった事になる。


ジェームスキャメロンのドリルハンドで地球が貫通する。

ブラジルの人ーーー!!聞こえますかーーーッ!?!?

 

 


●日本の捕鯨への蔑み

 

今回これが1番大きい、激萎えちんぽこ棺桶コーナー。
このせいで全ての印象が一気に悪くなり、美しい映像と世界観への没入も一瞬で冷めた。


海の民が【魂の兄弟】と呼び大事に思い合う、鯨によく似た巨大生物トゥルクン。
ジェイクの次男ロアクも1匹のトゥルクンと仲良くなり心を通わすほど、知的で感情豊かな生物だ。


その鯨激似生物トゥルクンを人間が漁をして殺し、神経の一部にある液体を抽出して体は破棄する。
巨大なトゥルクン1匹から取れるその液体はごくわずかで、ペットボトル1本分程。
その液体は人間の老化を止め、若返らせるという代物でパンドラ侵略計画の資金源となっている。


トゥルクンに打ち込む武器に【日浦】という文字、そしてそのシーンにだけ露骨にアジア人俳優が起用されている。

 

 

ホ、ホゲェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?!???

 


世界的に批判が多い捕鯨をおこなっているとはいえ、大作映画でここまであからさまに反日を出すの!?
捕鯨に関しは歴史や文化や根深い問題が沢山あるので素人が安易な知識で語るのは良くないかもしれないが、必要な油だけ取って捨てていたのは御宅の国を始めとする欧州では…?
劇中、液体だけ取って「後は海に沈めとけ!」と言った時には思わず、

 

嘘でしょ食べないの!?!?!?命を無駄にするな!!!!!!

と目ん玉が5m程飛び出てしまった。


日本は戦後厳しい状況の中、油を取った上で貴重なタンパク源として食しており、いたずらに捕鯨していた訳ではない。
食が豊かになった現代で果たして捕鯨は必要なのか、という疑問は今後日本が世界と関わる上で向き合っていかなければ課題ではあるが、日本には日本の歴史と食文化があり、それらも尊重されるべきだと思う。


日本人は食に対しての執着心が強く、海外ネット民からは『温厚な日本人の怒らせ方は日本食を粗末にする事』などと言われている。

食に対しての沸点が異常に低い。
それぐらい食に対して、命に対して、誰しもが普段当たり前のように真剣に向き合っている。

食前は手を合わせ、食卓の上の命とそれに関わった全ての人・作ってくれた人への敬意を表し「いただきます」という挨拶をし、食後は「ごちそうさまでした」というこれまた手を合わせ感謝をする。

命へのリスペクトが無い、と他国から批判されるとそれこそ、

 

日本へのリスペクトはあるんか?そこに愛はあるんか?

 

大地真央になってしまう。

 

これは屁理屈かもしれないが『知的て感情豊かな生物は食してはならぬ』という考え、逆を返せば知能が低い生物は殺して食べてOKという事になる。
流石はかつて『有色人種は人にあらず』とお考えになっていた人種様ですね、と未だ世界中からバチバチに人種差別と侮辱をされ続けているアジア人は思ってしまうのです。


かつて自分達の祖国がしてきた事をまるで全て日本がしてきたかのような演出をし、


見てくださーーーい!!日本は!!未だにこんなに酷い事をしていまーーーーーす!!!!!!

 

というメッセージにしか感じらなかった。

 

因みに私の地元ではイルカも食べます。

 

 

 

 

●盛り上がりがなくただ長い

 

内容的に2時間で良かったのでは、と感じた。

 

盛り上がりがない、と言ってしまうと語弊があるかもれないが、じゃあどこが1番すごかった?と聞かれるとなかなか出てこない。
他の3時間前後ある映画では、ここが良かった!あのシーンが感動した!あれにはハラハラドキドキした!あそこが1番テンション上がった!など次々出てくるが、何故かアバター2はなかなか名シーンという印象深いシーンが出てこない。


映像美を魅せる為の演出が多く、話のテンポがゆっくりめなので終盤はもう膀胱限界チャレンジとなり、物語への集中力が切れてしまっている。
監督は「どうせ2・3回見るんだから好きなタイミングでトイレ言ってくださいねwww」とインタビューで語っていたが、その煽り要るか?

 

アバター1のノリで行くとモヤモヤするので、地球ドラマチックナショナルジオグラフィックを見ると思ってください。

 

 

●映像の違和感


アバター2ってプレステで出たんだっけ??

 


これだけボロクソに言い、最後の砦のように「でも映像は綺麗だったから…!」と言っておきながらそれすらも文句つける、まさか自分もドリルハンドの使い手になるとは…。

 

フレーム数の違いなのか、フィルターの違いなのか、背景と人物とメカニックがそれぞれ浮いているシーンが多々あったのがとても残念だった。
スカイピープル達の宇宙船やヘリなどのメカニックはまるでゲーム映像のよう、ナビィ達は実写のよう、それらが合わさるとまるでクソコラのようになってしまっていた。
画面全体の完成度で言えば1の方が良かったとさえ感じる。
それぞれ最新の技術で全力で作って合わせてみたら整合性にズレが生じちゃいました!みたいな残念さ。

 

そしてゲームCGのようなメカニックの数々、重みが感じられなかった。
重厚感あるドッシリとしたゴツい見た目の戦闘機や宇宙船が何故かとても軽い。
まるでプラスチックで出来ているかのような軽さで吹っ飛ぶ。
もしかしたら未来の技術でカーボン的な何かで出来ているのかもしれない。

 

 

 


■良かった点■

 

●映像が綺麗


出ました手の平クルクルドリルハンド!!!!!!!!!!!!!!!


数秒前に映像の文句を言っておきながらこの変わりよう!舌の根も乾くどころかビッチャビッチャ!!
履歴書に長所として『適応力があり柔軟な対応が得意』って盛り盛りに書くかーーーー!!!


確かに違和感あるシーンは多々ありましたが、海中シーンは優雅で美しく、生命の輝きを感じられる壮大な映像でした。
見た事のない生物が悠々と泳ぎ、美しく光り、とにかく「これはIMAXで見て良かった!」と心から思える映像美だった。
語彙力が無く1mmも伝わらないアホの感想。

 

 

 

 

■最後に…■


色々と文句と悪口を長々つらつらペラペラ言いましたが、アバター2 ウェイ・オブ・ウォーターを劇場(IMAX 3D)で見てほしいという気持ちは変わりません。
12月18日に鑑賞したにも関わらず文章力がない故にこんなに時間が経ってしまい、もうIMAX 3Dでの上映がかなり少なくなってしまっているとは思うのですが、もしお近くの劇場で上映がありましたら是非足を運んでみてください。
内容は色々とアレでソレでコレですが、海中の映像美は映画館の大画面で体感してこそだと思います。


そしてアバター2納得できない点あるある早く言いたい〜!になったらコッソリ教えてください。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。
もっと自分の時間を大切にしてください。